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2023-10-06

窪田マル先生 TVドラマ化記念インタビュー!

2023年10月5日(木)、待ちに待った「君となら恋をしてみても」のTVドラマが放送開始です!この大注目作の裏側が気になるあなたに朗報!「君となら恋をしてみても」の著者・窪田マル先生に直撃インタビューを行いました。ドラマ化の裏話から、作品づくりのこだわりまで、じっくり語ってくださいました。それでは早速いってみましょう!

Q1 マンガラボ!に投稿してみていかがでしたか?

窪田マル先生(以下:窪田) もともと編集部への持ち込みなどもしていたので、気軽にネットにあげて編集者さんから直接コメントをもらえる、手軽さがよかったです。

Q2 連載を始めるにあたり、読みきりとの違いなど、意識されたポイントがあれば教えてください。

窪田 短編は1話でまとめる技術が必要ですが、連載は長期的に読んでもらわないといけないので、続きが気になるように1話をいかに面白くするかに苦労しました。
『君となら恋をしてみても』1話のネームも15回以上推敲しました…!そう作ったから今があると思います。

Q3 『なら恋』と言えば、ピュアでもどかしいときめき!ですが、ずばり「キュン」を生み出す秘訣は何でしょうか?

窪田 実体験をはじめ、さまざまな作品に触れたときや誰かとの会話中など、ときめいたポイントを覚えておくことが重要だと思います。ときめきだけじゃなくて、悲しみや怒りなど、全ての感情に対してもそうなのですが、記憶して、分析して、自分のマンガに自分らしく落とし込めるように意識しています。

Q4 登場人物たちの空気感がそのまま伝わってくる、映画のような画面も窪田先生作品の魅力だと思います。画面作りのコツのようなものはありますか?

窪田 画角を意識することでしょうか…!
写真が好きなのもあって、撮るときも被写体が一番よく見える画角を意識しているのがマンガの画面作りに生きているのかもしれません。
また、アナログ原稿の線が好きなので、デジタルであってもアナログ感を出せるように、理想とする画面を表現できるようにペンやトーンにもこだわりを持って設定しています。

Q5 描いていて特に楽しかったシーンを挙げるとしたら、何話のどこでしょうか?

窪田 1話での龍司のお店に着いて景色がひらけた瞬間です。
江の島のあの景色が好きで、マンガに描きたい思いがあったので描いていて楽しかったです。
5話で龍司が目をつぶって天をお姫様抱っこするシーンも、「見ないで」と言った天の気持ちを最大限尊重する龍司の龍司らしい良さが出せたのでお気に入りです。

Q6 ボイスドラマ化を経験されてみて、いかがでしたか?

窪田 連載前から理想の声として挙げていたお二方に演じていただけたので夢のようでした!
そして声を当ててもらったことでキャラクターの解像度が上がりました。
「天ってこんなにもかわいかったんだ」とか「龍司は想定以上に等身大なんだな」など、声優さんの表現によって発見できた部分が多くあって、マンガを描くときの表現の幅も広がった気がします。

Q7 2023年8月にはPOP UP STOREも開催されました。お気に入りのグッズはありますか?

窪田 どれも全て気に入っていますが、強いて1つだけ挙げるならたる助のトートバッグです!自分自身が日常に推しグッズがあると嬉しいタイプなので、実用的なグッズが好きです。使っていただくことで読者さんの日常に溶け込んでいるのかなと思うと嬉しくなります。

Q8 テレビドラマ化が決定した時の気持ちを教えてください。

窪田 そういった声をかけていただけたことがまずとても嬉しかったです。
そして自分ではない人が作る、違う視点から描かれる『なら恋』を見てみたいとも思いました。
公式サイトでもコメントを載せていただいているのでぜひそちらも読んでいただきたいです!!

『君となら恋をしてみても』TVドラマ公式サイトはこちら

Q9 最後に、マンガラボ!の投稿者へメッセージをお願いいたします。

窪田 ここまで読んでくれてありがとうございます!
私はデビューまで長かったので苦しいこともありましたが、やめないで続けてきたから今連載ができています。
持ち込みや投稿を経て、とにかく自分からアクションを起こすことが重要だと感じました。
描いた作品を誰かに読んでもらうことから始まっていくので、皆さんも臆せず投稿して、ぜひ夢を叶えてほしいと思います!

 

窪田マル先生の深い考えや情熱が詰まったお話を通して、「君となら恋をしてみても」の魅力が更に深まったのではないでしょうか。TVドラマ、ぜひお見逃しなく! そして、これからも続く「なら恋」の連載をチェックして、ピュアで幸せな世界に浸ってみてくださいね。
マンガラボ!では、BL作品の投稿大歓迎! あなたの素敵な作品、ご投稿をお待ちしています!

◆窪田マル先生の作業環境はこちらをチェック!

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