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2021-12-08

祝・マンガラボ!2周年記念インタビュー!! 第6回ピンク毛先生

2019年3月に本格オープンしたマンガラボ!は、おかげさまで2周年を迎えました!

それを記念して、マンガラボ!出身作家さんと担当編集の対談を掲載。知っているようで知らないマッチングしてからデビューまでのお話しや、連載にまつわるエピソードに答えていただきました!
第6回は、U-23夏の学生マンガコンテスト2020一般マンガ部門大賞を受賞し、現在はマンガParkで「羅王くんは私にかまう」を連載中のピンク毛先生です!

「羅王くんは私にかまう」はコチラから

マンガラボ!に投稿したきっかけとマッチングの経緯を教えて下さい!

ピンク毛 :通っている大学のブログでマンガラボ!を知って、ページ数が少なくても投稿できることに魅力を感じて投稿しました。マンガラボ!のコンテストはテーマが用意されてるので、とりあえず出してみるかーと気軽に投稿しましたね。

Park山﨑 :一番最初にご投稿いただいたのは「絶対KISSするラブコメコンテスト」ですよね。「つきあって30分目」というタイトルで4Pのラブコメ作品をご投稿いただいたのですが、この作品が本当に好きで…!

ピンク毛 :ありがとうございます! 当時は、SNSに載せたいなと思っていたので、ページ数が短いものを描いていたんですよね。

Park山﨑 :お持ちの絵柄に個性があって可愛くて、一つ一つのキャラのリアクションも自由で可愛くて…。しっかり作家さんとしての武器をお持ちの方だなと思い、この作家さんと一緒に作品作りをしたい!と思って担当希望を出させていただきました。

SNSに載せようと思っていたとのことですが、ピンク毛さんはいつからマンガを描いていたのでしょうか?

ピンク毛 :小学校の低学年くらいからノートにマンガのようなものを描いていました。姉がノートに漫画を描いていて、それがとても面白くて真似たことからですね。マンガの描き方は高校と大学で習いました。

Park山﨑 :プロを目指したのはいつだったんですか?

ピンク毛 :そうですね、趣味で描いていたところから本格的になってやる!と思ったのは去年の夏くらいです。就活でなかなかしたい仕事がなくて露頭に迷い出してから本気を出しました。有名なマンガ家になって贅沢に暮らすんだ!!と(笑)。

Park山﨑 :なるほど…!贅沢に暮らしていただきたいです。僕も頑張ります。

最初に担当編集と打ち合わせをしたときのことを教えて下さい!

ピンク毛 :第一印象はホワンとした方だなと思いました。とても褒めていただけたので嬉しかったです。選んだ時はマッチングという機能を知らなかったので「え?何?誰?私の担当に?え?へー?」と表現できない感情になった記憶があります(笑)。

Park山﨑 :そうですね。最初の打ち合わせでは、マンガParkについてや連載までの流れなどをご相談させていただきました。こちらからの色々な提案もすぐに前向きに捉えてくださって、思い切りが良い方だなと思った記憶があります。

ピンク毛 :選んでくださってありがとうございます。迷い時期の私にとって山崎さんは救世主です。

Park山﨑 :大変恐縮です…!

デビュー後、「羅王くんは私にかまう」を作る過程で印象に残っていることはありますか?

Park山﨑 :ピンク毛さんのセリフやモノローグは、オリジナリティがあって、可愛さがあって、詩的で…。悩まれながら推敲を重ねられた結果かなと思うのですが、それを読むのがとても楽しいです。


担当編集もキュンとするシーンはここ!

ピンク毛 :いえいえ、国語力がなさすぎて毎回セリフやモノローグを考えるのが大変です。セリフ量は少なく色んな方が簡単に分かりやすく理解してもらえるようにしています…。(と言ったらカッコいいんですが私の語彙力の問題で簡単になってしまいます)…何も意識していないのかもしれません。

Park山﨑 :今後も、どうか型にはまらずに、マンガ家さんとしてさらに活躍していって欲しいなと強く思います。

セリフやモノローグが素敵な「羅王くんは私にかまう」のキャラクターはどのように生まれたのでしょうか?

ピンク毛 :羅王は、「羅王」という名前が似合うキャラクターが描きたいなと思って生まれました。本当はもっと派手にするつもりで、主人公も可愛い子を描きたかったのですが、話が難しくなり泣く泣く日乃になりました。

ピンク毛 :日乃は、コロナ禍でアマビエが流行った(?)のでアマビエをモデルに設定しました。その他のキャラは友だちだったり芸能人だったりをモデルにしています。変わったおもしろい人ほどモデルになります。

現在は少女マンガを描かれていますが、今後描いてみたい作品やジャンルはありますか?

ピンク毛 :読んできたマンガは、少年向けや日常系が多かったので、恋愛マンガから離れてみてもいいかなと思います。あと、何かに詳しくなって、専門のマンガを描きたいなとも思います。

Park山﨑 :専門性のあるマンガ、良いですね…! とても楽しみです。

ピンク毛 :描けるなら何でも描きたいです!

Park山﨑 :「ポップで可愛いキャラクターのやり取り」と、「心に沁みる感情表現」。ピンク毛さんの武器の部分が最大限発揮されるマンガの舞台やキャラクターはどういったものなのか…。相談していきたいですね。

最後に、マンガラボ!に投稿する方へのメッセージをお願いします。

ピンク毛 :私はマンガラボ!に初投稿してから連載に至るまで一年で夢を叶えられました! 今思えば凄く運がいいなぁと思います。こんなに早く連載できるとは…。それだけチャンスがたくさん転がっている場所なんだと思います。短いページ数で簡単に投稿できますし、アドバイスをもらえたり、急に担当さんが付くかもしれないのでぜひ投稿してみてください。私ももっと早く知りたかったです。

 

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ピンク毛先生、ありがとうございました!

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