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2020-02-10

電子少年マンガ誌創刊に関して

今年、花とゆめは「少年マンガ誌」、「ライト目なBL系マンガ誌」2誌の電子マンガ増刊の創刊を企画しております。

先ずは、花とゆめ5号(2/5発売)のタイミングで発表致しました、「電子少年マンガ誌」。

少女マンガ誌編集部が、少年マンガを作ったらどうなるか。部内での新たな作品のチャンネルとして、実験的に創刊を致します。

今回の少年マンガ誌の創刊理由は、下記になります。

花とゆめ内での作品の受け皿の拡大

少女マンガ、少年マンガのジャンルを超えて、色々なジャンルを描きたい作家さんへの描く場の創出。作家さんが描きたい作品のネタに関して、部として受け皿を広くもちたいと思ったため。花とゆめと関わりのある作家さんの描きたいネタの自由度の拡大、作品掲載機会の増加を目指します。

「少女マンガ」の定義の拡大

かつて、少女マンガを男性が読むのがカッコイイ、という「男性でも読める少女マンガ」の文化が一時代を築きました。

昨今、「少女マンガ」を指し示す定義は以前より狭まりつつある印象で、逆に「少年マンガ」の定義はさらに広がり、読者も作家さんも老若男女、万人が楽しめるジャンルとなっている印象です。

こういった現状において、あえて「少年マンガ」募集という少女マンガ誌編集部としての逆アプローチをかけてみて、主目的として少年が素直に楽しめる少年マンガ作りを目指しつつ、その中で作品によっては「男性でも読める少女マンガ」に近いものも産まれたら…という狙いもございます。

 

…以上のような理由をつらつらと述べさせて頂きましたが、一番は「部内で色々とやってみよう!」というシンプルな思いが、最大の理由です。

作家さんと一緒に、楽しみながら、こんな話をやってみたい!と、作品作りの幅を広げてお付き合いしていけたら…という所存です。

花とゆめらしい少女漫画をこれからも作り続けたいという思いを第一に持ちつつ、今回のような実験的な2誌創刊で、部内にて幅をより広げた作品作りを目指せたらと思っております。

 

さて。

そんな電子少年マンガ誌の掲載権を賭けた、マンガラボ!とのコラボによる、1DAYマンガ賞。

日時は4/5です。(4/4から事前投稿も受け付けます。)

https://manga-lab.net/contest/40

 

編集部員総出で、作品にコメントをさせて頂きます。

どうぞお気軽に、「興味があるので少年マンガを描いてみました!」という皆様、バトル、スポーツ、ラブコメ…少年心をくすぐられるお話であればジャンルはなんでもありです! もちろん男女を問わず、肩肘はらずにご投稿頂ければ幸いです。

また、もうひとつ、電子増刊として「ライト目なBL系マンガ誌」を企画中です。こちらの増刊は「花とゆめといい男」(仮)というテーマで作ります。(BLっぽい作品から、男子同士の友情の話、DKコメディなど、キュンとくる男子同士の絆を楽しんでもらえる雑誌を目指します!)現在、マンガラボ!にて開催中(~3/2)のBLコンテストにて、花ゆめ賞として選んだ作品の作家さんを、企画中の電子増刊に執筆依頼致します

マンガラボ!とのコラボによる、少年マンガ1DAY、開催中のBLコンテスト、どちらもご投稿をお待ちしております。

花とゆめの新しい挑戦に、あなたも是非ご参加ください!

お待ちしております!

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