「その顔、反則級♡ メロ男子コンテスト」開催記念! メロ作家にメロい男子(イケメン)を描く秘訣 聞いちゃいました ~岡舘いまり先生の場合~

マンガラボ!では現在、「その顔、反則級♡ メロ男子コンテスト」を開催中 (詳細はこちら)!
その開催を記念して、マンガParkにて驚異の人気を誇る話題作「私を叱る日鷹くんと毎晩シています」の著者であり、メロい男子のプロフェッショナルである岡館いまり先生に、イケメンを描くコツや、マンガそしてイラストといった幅広い範囲でのご活躍の秘訣、さらにコンテストに応募する皆様へのエールなどたっぷりお伺いしました。
岡舘いまり
2024年~『私を叱る日鷹君と毎晩シています』をマンガParkで連載中。単行本発売前に電子書店コミックシーモアにて女性デイリーランキング1位(2025/10/12など)を獲得するなど、多くの読者に支持されている。©岡舘いまり/白泉社
マンガParkにて、『私を叱る日鷹君と毎晩シています』を連載し、もどかしい恋愛描写が熱狂的に支持されている、岡舘いまり先生。そんな岡舘さんがマンガを描かれるようになったきっかけは何だったのでしょうか。
岡舘いまり :もともと絵を描くことや作品を読むことが好きで、「自分だったらこういう展開が好きだ」と思うようになり、自分の読みたいものを描くようになりました。
Parkこうの :岡舘さんはいつも萌えを体現したような展開を描いてくださっているので、「自分が読みたいものを読みたくて描くようになった」というきっかけには納得でした。
岡舘いまり :とはいえマンガを描きあげることは難しくて…! マンガは趣味として描いていましたが、やっぱりもっと描きたいと思うようになり、その頃にこうのさんから声をかけていただいて本格的に連載を目指すようになりました。
Parkこうの :岡舘さんの作品をサイトで見つけた時は頭にいなずまが走るくらい、そのカッコよさと色っぽさに衝撃を受けたことを今でも覚えています。初めて見たのは1枚イラストだったのですが、1枚でここまで物語性や艶っぽさ、想像力をかきたてる癖が詰めこまれているイラストは見たことがないぞ! と急いでお声がけをしました。
岡舘さんが描くイケメンには、日鷹君や橘君しかりドキッとするような色気のある「メロさ」が詰まっていると感じます。そんな「メロ男子」はどのように生まれているのでしょうか。魅力的なキャラクターを描くためのこだわりや心がけていることはありますか?
岡舘いまり :自分の好きをこだわって描くことを心がけています。また次の提出の時に今よりもっとメロくみせるぞ…! という心持ちで、自分の好みの譲れないポイントは譲らないでおきつつ、日々アップデートするように心がけています。
Parkこうの :あと岡舘さんはリアルにめちゃめちゃこだわることも、魅力の1つなんじゃないかなと思います。日鷹君の研究のために、日鷹君が着てそうな服と靴を購入して、トルソーに飾っているというお話を聞いて驚いたことを覚えています。街中でもあの服、日鷹君着ていそうと想像して歩いていたり…。
岡舘いまり :菜摘ちゃん用のトルソーも飾っています!
Parkこうの :え!? そうなんですね! 今度ぜひ拝見させていただきたいです(笑)。理想的なキャラクターでありつつ、現実にいるかもしれないリアリティを追及しているのが、日鷹君しかり岡舘さんの描くキャラクターの魅力だと思います。そしてご本人がおっしゃってくださっていたように、岡舘さんは自分の中での成長をとても大事にしていらっしゃると思います。例えば、実は1話のカラー絵についても数十回以上書き直しを重ねており…。
岡舘いまり :カラー修正の時は本当に助かりました…。こうのさんはいつも作品に対して本気で向き合ってくださるので、安心して「ここどうですか?」「これは?」と気軽に相談できています。
Parkこうの :読者さんに昨日より1コマ前よりもっとかっこいい日鷹君を届けたいという気持ちが日鷹君の新たな魅力につながっているのではないかなと!
今回のコンテストの題材でもある「メロい」。この題材には、無数の定義やイメージがあると思います。日々の生活の中で、岡舘さんがメロさを感じる瞬間はありますか?
岡舘いまり :その人の本音や内面が見えた時に「メロい」なと思います! この人こんなこと考えてるんだ…いいな…みたいな…! 普段とのギャップが出るとメロいです。日鷹君でいうと、仕事の時とプライベートの時のギャップ、例えばoffの時の眼鏡姿など良いですね。

Parkこうの :眼鏡日鷹君、私もメロくて大好きです(笑)。また、その点でいうと、日鷹君には実はまだ明かしてないプライベートや本性がたくさんあるので、これからもっと読者さんをメロがらせられる気がします。ぜひ今後の日鷹君のメロさもお楽しみに! ♡
『私を叱る日鷹君と毎晩シています』は、単行本発売前に電子書店コミックシーモアでも女性デイリーランキング1位(2025/10/12など)を獲得するなど、大きな反響を呼んでいます。そんな大人気作品の誕生エピソードを教えてください。
岡舘いまり :マンガParkで連載を目指してから、連載が決まるまで2年かかりました。作品の方向性を決める際には、「自分が作るからこそ面白い作品になる」をかなり重視していました。やっと話としてまとまったと思っても、私だから描きたい、面白くなる! となかなか感じられなくて…。さらに経験不足もあり、途中で自分が何が好きで何を描きたいのかわからなくなり、案でいうと、数えきれないとんでもない数をこうのさんと一緒に打ち合わせをしました…本当にいつもありがとうございます(涙)。
Parkこうの :いえいえ…こちらこそ準備期間が長くなってしまったことで、岡舘さんを不安にさせてしまったことも何度もあったのではないかなと思います。そのたびに信じて手を離さずに一緒に乗り越えてくださって本当にありがとうございました。
岡舘いまり :面白いと思うものを詰めこみすぎて、結局何が面白い話なのかわからなくなってしまって。最終的に、こうのさんからできるかぎりシンプルにしましょうと提案していただき、本当にシンプルに削りに削ったら、そこで自分の好きが見えるようになりました。
Parkこうの :もともと別のジャンルの企画で一緒に考えていた不器用なキャラクターがいて、そういうギャップのあるキャラクターの魅力を理解しつつ描くのが、岡舘さんはめちゃめちゃお上手だなというお話になりました。そこで、岡舘さんにしか描けない、不器用さがあるキャラクターを中心に、なるべくシンプルにお話を考えていこうとなった記憶があります。
岡舘いまり :最初はシンプルすぎて本当にこれでいいのかなと何度も確認していたのを覚えています。でもキャラを深掘りするうちに、シンプルなほうがキャラクターがよく見えて、自分が描きたいもの、表現したいものが、より読者さんに伝わりやすいと気づくことができ、日鷹君の方向性に決まってからは、すいすい話が進んでいきました!
Parkこうの :岡舘さんはとても器用で様々なジャンルを描けますし、多種多様な魅力あるキャラクターも描けるので、だからこそそんな中で「これ!」という軸や、“楽しむ場所”を決めるのに時間がかかってしまったと思います。ただ軸が決まってからは水を得た魚のように、岡舘さんの好きをのびのび描いてくださっている気がしていて、シンプルだからこその余白でどう自由に、自分の好きを組みこんでいくかということを、誰よりも楽しんで描いてくださっていると思います。
岡舘いまり :この作品は何を楽しむ話なのかを特に大切に考えています。日鷹君のような不器用なキャラクター萌えるよね…というお話をして、作りあげていきました。

連載開始から、1年半を迎えました。連載を振り返ってみて印象に残っていることや大変だったことはありますか?
岡舘いまり :印象に残っていることは、こうのさんの「好きじゃない人からのキスシーンはエロくない」という言葉です。
Parkこうの :なんと…自分でも驚きの発言…(笑)。
岡舘いまり :1話の最後の引きに悩んでいた時の、いろいろと衝撃の言葉だったので稲妻が走りました。今回はちょっと大人向けの話なので、何をどう見せたいかという点で、すごく勉強になりました。
Parkこうの :おそらく岡舘さんの描くえっちな描写は、もっともっと破壊力があるから、今以上のものを拝見させていただきたい! というわがままな気持ちでお伝えしたのかと思います。
岡舘いまり :嬉しいです!
Parkこうの :また、菜摘ちゃんのキャラクターとして「自分の本心を伝えられない」という部分がキーだと考えています。そういう悩みの部分で読者さんに共感してほしいと思って岡舘さんとお話ししていたので、キスにおいてもしっかり菜摘ちゃんの気持ちがのっかってこないと、読者さんも一緒に盛り上がりきれないのではという意図だったのかなと…!
岡舘いまり :濡れ場のシーンでも心情を置いてけぼりにしないように心がけています。
Parkこうの :岡舘さんにおっしゃっていただいたように、このお話の濡れ場シーンの魅力は、菜摘ちゃんの気持ちを丁寧に盛り上げた上で、行為をすることだと思います。体だけでなく心の部分でもしっかりつながりあう菜摘ちゃんと日鷹君の2人だからこそ、多くの読者さんから応援されているのではないかなと…!
岡舘いまり :「どうしてここで濡れ場になるんですか? そんな雰囲気でしたっけ?」と言われた時はハッとなりました。
マンガにとどまらず、小説の表紙やボイスのビジュアルイラストでもご活躍されている岡舘さん。岡舘さんが感じるイラストを描く時とマンガを描く時とのギャップや共通点はありますか?
岡舘いまり :イラストもマンガもどこの部分を一番見てほしいか、を大切にしています。
Parkこうの :岡舘さんのマンガのページやイラストには確かにぱっと目が行くポイントがあると思います。
岡舘いまり :イラストで言うと1枚見ただけで伝えたいことが伝わるかを大切に、その中で最初にどこに視線がいくのか、世界観は伝わるのか、など考えています。マンガは全コマ同じ密度で描くと、どのシーンが大切かわからなくなるので決めゴマなどの魅せ方などを意識しています。
Parkこうの :客観的視点を大切に、読者さんがどうやったら楽しく読んでくれるのかということを深く考えていらっしゃるからこそ磨かれた技術なのではないかなと思います。
岡舘いまり :最初の頃、こうのさんにネームの魅せ方について色々と教えていただきました。ありがとうございます!
岡舘さんが選ぶ『私を叱る日鷹君と毎晩シています』のメロい1コマを教えてください。

『私を叱る日鷹くんと毎晩シています』第6話「私だけを見て」より
岡舘いまり :こちらは、日鷹君の本音がすごく出せたお気に入りのコマです。
Parkこうの :確かにここはかなり珍しいぐらい日鷹君の本音が出てましたね。
岡舘いまり :日鷹君らしい菜摘ちゃんへの思いが伝えられたコマかなと思います。日鷹君の少し重そうな? 堅苦しい言葉遣いもメロポイントです。
Parkこうの :橘君との会話に思わず対抗してしまう日鷹君の本音、ネームはもちろん原稿での酔っぱらった顔、人目もはばからず抱きついてしまう部分もかわいらしさがあって、まさにメロさが詰まっているのではないかなと思います。
マンガラボ!へ投稿する方々へメッセージをお願いします。
岡舘いまり :マンガラボ!は気軽に投稿でき、マッチングできたり、コメントがもらえたりと素敵な場所です。もし投稿を迷っていたらぜひ行動してみてください! 私も「迷っていたら行動してみること」を心がけています。
Parkこうの :優しい編集部員たちがみなさんの作品を褒めたいと思っているので、ぜひ気軽にご投稿いただけたら嬉しいです。
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岡舘いまり先生、ありがとうございました!
7/7(火)は「NLLE先生インタビュー」を公開いたします。












