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2023-05-29

はじめてでも大丈夫!Webtoon&タテスクすぐわかるコラム
<第5回>Webtoon、コマ割りのコツは?

第5回 Webtoon、コマ割りのコツは?

これからWebtoon制作をはじめる方々に向けて、制作に役立つ情報をお届けする本コラム。第5回のテーマは、Webtoonのコマ割り! 「ただタテに並べればOK」というわけでもないようで…?

Q. コマ割りではどんなことを気を付ければいいですか?

A. 縦に読み進めるときにストレスがかからない様に、基本は中央部分にコマを寄せつつ、気持ち左右に振る感じで配置することをオススメします。
それにより、視線が左右に行き来しすぎず、読むのに疲れて離脱するのを防ぐ効果があります。
また、コマサイズがずっと同じ大きさですと、単調な印象を与えてしまうことがありますので、コマの大きさやコマの間の空白などは、意図的に変化をさせる工夫があると良いかと思います。

Q. 文字サイズや、1つのフキダシに入れる文字数(1行の文字数&めやす行数)は どのくらいが読みやすいですか?

A. 1つの吹き出しに入れる文字ですが、読みやすさを重視して3行程度までにとどめるのが望ましく、多くても4行程度にとどめた方が無難です。
また、文字数ですが、タテに7ー8文字程度の文字並びが限界かと思いますので、4行×8文字=32文字がおおよその上限目安かと思います。
文字サイズは、制作環境にも左右されるため一概には言えないのですが、例えば既に出ている人気作などを参考に、制作過程で自分のスマートフォンで見てみて、最適なサイズを決める感じなどが良いかと思います。

 

回答者:大藤充彦(おおとう・みつひこ)
マンガラボ!アドバイザー/株式会社ツクリエ取締役。 家庭用ゲームパブリッシャーの開発責任者等を経て、2013年にNHNjapan(現LINE)に入社、経営企画室配属。同社より分社したNHNcomicoにて、マンガアプリcomicoの事業プロデューサーとして従事、世界累計3500万DL以上のサービスの立ちあげ~成長期に約5年ほど携わる。 同社在籍中に、知人と共に株式会社ツクリエを創業、現任。 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科/博士前期課程(経営管理学/MBA)修了。筑波大学大学院博士課程在学中。

 

第6回は6月5日更新予定!お楽しみに!
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