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2026-10-02

8月のイチ推し作品を公開!!

マンガラボ!投稿作品から注目作品をピックアップする『今月のイチ推し作品!』。

栄えある8月期のイチ推し作品を発表いたします!!

🎯「今月のイチ推し作品!」とは?

その月に投稿された作品の中から、「完成度・マンガラボ!でのPV・マンガParkでのPV・きらりと煌めくマンガの力」を審査基準に、毎月6作品をピックアップして紹介させていただきます。※1名辞退された方がおりましたので、今月は5作品となります。

8月のイチ推し作品

『80億分の』蓮間 結友
花とゆめ 長谷川貴広編集長がコメント!!

投稿ありがとうございます! とてもロマンチックで夢があるお話でした! 宇宙人と交流する…というありえないお話ながらも、DNAの特質を活かして通信機を直す…など、しっかりと地に足がついた説得力を持ったシーンもあり、リアルな物語として読むことができました。物語はとても良かったのですが、絵的に盛り上がるシーンは少し弱かったかもしれません。主人公が「宇宙飛行士になる」と告げるシーンは大きく取れているのですが、通信機で話しているセリフがメインになっているので、その決意を表すような行動が伴っていると、よりその決意の固さを見せることができると思います。また、主人公のことが徐々に分かっていくスタイルの話で、最初感情移入しづらかったので、「ここに何をしてきているのか」「どんな人物なのか(学生?)」など、最低限の情報でもいいので、なるべく早い段階で出せるとよりよいと思います。またの投稿お待ちしております!
8月のイチ推し作品

『修二くん、最低です!』ぴざ◎
LaLa 平岡 栄治朗編集長がコメント!!

キャラクターのやり取りがとにかく可愛くて楽しい。修二くんもイジメてくるところがちゃんと長所として見えるように描けているのが凄いですし、なずなちゃんも不快だと思う感情を前面に押し出しても可愛く見えるように描けているのも凄いです。お互いベクトルは違うのですが素直に感情を乗せて表現が出来ているんでしょうね。どちらの立場に立ってもしっかり共感を持てるやりとりが話に入り込めて良いなと感じました。ギャップっていいですよね。その差にドキッとさせられることはもちろん、一番いいのは、「そのどっちも良い!」となる事だと思います。今回の修二君はまさにそんなキャラクターでした。お話の展開も説明のト書きを少なく、序盤の3pで登場人物の関係性を見せた上で、ト書きの説明を削って、会話のやり取りと行動でこれがどんな話かの道筋を作れているのも素晴らしいです。ぴざさんは絵柄も華やかで画力も高いと思うので、強いて言うならあと一癖、この絵柄はぴざ◎さんだと、という部分を作れれば更に絵柄も強くなると思います。しっかりとイキイキとしたキャラクターを描けていると思うので、ヒーローを時には翻弄できるような性格や特性のある女の子も是非見てみたいと思いました。この度は投稿有難うございました。
8月のイチ推し作品

『ステキな花屋さん』きばやしまつり
ヤングアニマル 荻島 真之編集長がコメント!!

ご投稿ありがとうございました! 短いページながらも、丁寧なキャラクターの演技が光る作品だったかと思います。1p目の3コマ目で、花屋の店主に話しかけるシーンでは、少し汗をかきながら身振り手振りで説明しています。これだけで、彼が花屋に普段寄らない人物だと伝わってきます。また次のコマでは首筋をポリポリかきながら、次ページへの視線誘導も行えています。読者の方にとっては何気ないシーンかも知れませんが、キャラに対し自然に演技をさせることが出来ており、とても良かったです! 普段から人間を観察していないと描けない場面ですし、きばやしさんの作品に対する姿勢が垣間見れる、そんなコマだったかと思います。また4p目1コマ目の夫婦のやり取りも面白かったです! 全体的にホラーテイストながらも、こうしたコメディタッチのコマを置く事で、ホラーシーンとの強弱、山谷が作れていると思います。しっかりと読者の感情を動かそうしているのが光るワンシーンだと感じました。強いて言うなれば、店主が実は悪い奴だった、というオチ自体は良いのですが、そのオチに対する「前フリ」が欲しかったかなと…! いい人そうで実は…というのはギャップが効いていて良いのですが、唐突な印象も否めません。例えば外観がステキな花屋さんなのだが、近所で行方不明が続いているとか、猫だけが優しい彼になびかないとか、手前に情報がもう一つあるだけでも、読み口が変わってくると思います。もしくは、花屋さんの言動の中に、もう一声不穏なひと言を差し込んでオチで回収する、などでしょうか。読者の方にページをめくってもらう為には、
なるべく入口の段階で、「このお菓子はこういう味がしますよ!」と期待を持ってもらう必要があります。「読んでみよう」「観てみよう」と思ってもらうには、どんな「フリ」が効果的か。魅力的か。映画の予告編でたとえるならば、誰が何をすると、自分は観てみようと思うかを想像してみると良いかもしれません。しっかりと「人間」を描けている点はとても素晴らしいと思いますので、ぜひ投稿を続けて頂けたらと思います!!
8月のイチ推し作品

『嫉妬』はかのしろ
Melody 渡邉 彩子編集長がコメント!!

ご投稿ありがとうございました。終始性癖詰め合わせの主人公が可愛く描かれており、短いページながら印象深い作品でした。せっかく主人公の表情が豊かで可愛いので、1コマ目の相手(彼女)の姿は要らないかもしれません。読者が最初から最後まで彼女視点に没入して楽しむことに特化した作品として構成しても良いように感じました(1コマ目の彼女の姿が入ってしまうと読者が現実に引き戻されて冷静になってしまうため)。絵柄も洗練されておりポテンシャルを感じますので、今後とも投稿お待ちしております。
8月のイチ推し作品

『お嬢様にだけめっぽう弱いメイドくん』鈴条メイカ
マンガPark 西田 見和子編集長がコメント!!

「俺のお嬢様」! よすぎる!! 驚きとキャラクター&関係性の魅力が、7pという短い尺にぎゅっと詰まっていて素晴らしかったです。まず、ミレアの正体が読者に明かされるまで、彼が声を出していないのがとても上手い演出! 「どうして喋らないんだろう?」と疑問に思ったところで、実は男の子だったと判明し、「喋ったら男子だとバレるからか~~!」と納得できる流れが気持ちよかったです。喋ると意外に口が悪い、というギャップも素敵なスパイスでした! 別の編集者のコメントにもありましたが、ミレアがお嬢様に人生を捧げることになったきっかけは、ぜひ見てみたかったところです。「あんたのためなら どんな無理難題だろうとやるに決まってるだろ」の後あたりに、二人の過去を感じられるエピソードが少しでも挟まっていたら、ミレアの言葉にさらに重みが生まれ、二人への思い入れもより深まったのではないかと思います。鈴条さんは、キャラクターを作る力も、その魅力を短いページ数で伝える演出力も抜群だと感じました。だからこそ今度はぜひ、もう少し長いページ数で、二人の関係が築かれた過去や普段のやりとりまで読んでみたいです! もっとこのキャラクターたちを知りたい、と思わされる作品でした。応援しています!
8月のイチ推し作品

『業ふかめバニーくんホテル』ふかもる
花丸漫画 徳重 綾加編集長がコメント!!

かわいい絵柄とちょっとダークな世界観とフェチが見事に融合していて、作家性がとても高いと感じました。特殊な設定なのに驚くほど自然に読めました! バニーくんだけでなく、人外キャラのデザインなどもしっかりできているのも素敵です。後半の危険なお客さんの不気味さの表現や九堂くんの見せ場もうまい。漫画としての見せ方、はったりの利かせ方、コマ運びなども含めて、演出力があると思いました。少しとっつきにくいかもと感じたことは、読者にとって初出の情報が、この物語の中ではすでに既出情報として認識されているものがいくつか見受けられた部分です。(傷の治癒、客を断るとペナルティがある? など)それらをうまくエピソードに絡めて見せられると、より読みやすくなるかと思いました。それに類することですが、読者は主人公に「不器用な気の小さい人」という印象を持っています。ですが、佐熊に対して自分を危険にさらしても助けようとする優しさ・勇気を見せます。九堂くんは主人公が実は優しいということを、過去に何かあって知っている、それゆえ主人公のことを好きなんだと思います。それを読者にも見せておくと、九堂くんが身を挺してでも主人公を助けるのだとわかり、主人公&九堂くん二人の魅力がもっと増して見えると思います。たいへんセンスがあると思いました! ぜひ作家性を生かしながら、読者が設定やキャラをより好きになってくれるように描けるといいなと思います!

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