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2019-08-15

『マンガコンテスト~best friends~』~高垣彩陽さんからの応援メッセージ!~

スフィアとマンガラボ!が夢のコラボ! 「スフィア×マンガラボ! マンガコンテスト~best friends~」が6/17~8/31まで開催中です!

コンテストの詳細はコチラ>>

本コンテストは、「best friends」をテーマにしたマンガを大募集! 大賞作品は、スフィアの4人がボイスドラマ化という超豪華なコンテストになっています! 今回審査員としてもご参加いただくスフィアの皆さんに独占インタビュー! 第4回は、高垣彩陽さんです!!

「自分が夢中だった白泉社さんに関われて嬉しい」

――今回のマンガコンテストへの意気込みを教えてください。

高垣: 昔から“花ゆめっこ”だったので白泉社さんのマンガコンテストに審査員として参加できることはすごく嬉しいです! 幼い頃からずっと声優になりたかったので、当時『花とゆめ』で連載していたマンガを、友だち同士で役を決めて演じたり、机を叩いて効果音を作って収録し、自分たちで一からドラマCDみたいなものを作ったりしていました。雑誌の応募者全員サービスで、『フルーツバスケット』のドラマCDがあったのですが、それには台本もついていたんです。なかなか手に入れられない台本というものに興奮しながら、「草摩家の長い一日」という流しそうめんの話を、自分たちで試行錯誤しながらドラマ音源化したことが思い出深いです(笑)。そういった経緯があるからこそ、『桜蘭高校ホスト部』『S・A〜スペシャル・エー〜』『覆面系ノイズ』のドラマCDやアニメに出させていただけたこともですし、今回のコンテストの審査員は、感慨深いものがありますね。

「親友の言葉が声優の世界に飛び込むキッカケになった」

――高垣さんは、そのまま声優の道へ進んだのですか?

高垣: 小学校のときから、声優になりたいという漠然とした想いはあったのですが、声優を目指すことから離れた期間もありました。中学3年生の時、「声優さんになれるのは、声に特徴のある人だと思うから彩陽は向いてないと思う。」と友だちに言われてしまい、自分でも薄々感じていたことだったので、この頃から声優という夢に消極的になっていきました。

それからは、所属していたミュージカル部が楽しくて、高校を卒業してからはお芝居の勉強がしたいと思うようになっていきました。ただ、母の“大学に行って欲しい”という気持ちや “あなたは歌をちゃんとやったほうが良い”と音楽の先生が音大を勧めてくれたことを踏まえて、声優を目指すにしてもミュージカルを目指すにしても“クラシックを学んだということや声楽的な基礎があることは絶対に武器になる”と信じて、音大に行きました。

――再び、声優になろうと行動に移したのはいつですか?

高垣: 大学1年生の時に出会った親友の言葉にショックを受けたことがキッカケです。「彩陽は将来どうするの?」と聞かれて、“声優になりたい”という気持ちはあるけど、大学を出てからオーディションを受けようと思うと伝えたら、悪気なく「口だけにならないと良いね」と言われました。同じ年齢で養成所に行って勉強している子もいるのに自分は大学に通って遠回りをしているのかもしれないという焦りも当時はあったので、痛いところをつかれてダイレクトに響きましたね。その帰り道に泣きながらオーディション雑誌を買って帰りました。そこから夢を叶えるために行動するようになりましたね。

ミュージックレインのオーディションを受けたのは、当時ハマっていた『機動戦士ガンダムSEED』の影響が大きく、“憧れの作品を生み出しているひとつであるソニー・ミュージックが声優を募集する”ということに衝撃を受けたからです。親友からの言葉がなかったら、『機動戦士ガンダムSEED』に出会ってなかったら、「声優にチャレンジしよう!」とは思えなかったと思うので、自分の人生を変えてくれたこの2つには感謝してもしきれないです。

「自分の何かを見初めてくれる人は絶対にいる」

――高垣さんは、幼い頃からマンガやアニメに触れてきたと伺いましたが、マンガを描いたことはありますか?

高垣: かじっていた時期がありました。絵をたくさん描いていた時にマンガラボ!さんを知っていたら、きっと投稿していたと思います(笑)。私が思うマンガラボ!さんのすごいところは、4Pからコンテストに応募できて、プロの編集さんからコメントをいただけることだと思うんです。人に評価されることはすごく怖いことですが、日々オーディションを受けている身としては、何が良くて何がダメなのかということを知りたくても誰も教えてくれないので、アドバイスをもらえる環境はすごくありがたいことだと感じます。

もし、今回のコンテストに応募して結果に結びつかなくても、正解がない世界だと思うので、Aの編集者さんにささらなくても、Bの編集者さんにささるかもしれない。どこにどういうチャンスがあるのかは分からないので、一回でも多くチャレンジして欲しいと思います。

――最後に、コンテスト参加者に向けてメッセージをお願いします。

高垣: このコンテストへの参加を悩んでいる方がいるなら、ぜひ応募してみてください! 悩んでいるということは、やった方が良いとどこかで思っているから。投稿者さんにとっては、私たちスフィアが加わることよりも、もっとその先に良いことがあると思いますので、スフィアをひとつのキッカケとして、投稿していただければと思います。一年後、五年後、十年後まで続けないと結果が出ない人もいるかも知れないけど、私自身の実体験として、夢を諦めなくてよかったと思う日がきっと来るはずなので、一歩でも半歩でも前に進むために勇気を出して欲しいです!

【Profile】
高垣 彩陽 Ayahi Takagaki
趣味・特技:声楽、絵を描くこと、ダジャレ、ひとり旅、日舞、ミュージカル観賞、シュノーケリング、料理(妄想)etc

【主な出演作】
「覆面系ノイズ」(珠久里深桜)
「true tears」(石動乃絵)
「ガンダム Gのレコンギスタ」(マニィ・アンバサダ)
「宝石の国」(ジェード)
「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズ(雪音クリス)
「ソードアート・オンライン」シリーズ(リズベット/篠崎里香) ほか

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